覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されていた酒井法子被告(38)が、起訴された。「不起訴になる」なんて報道もあったが、悪質な証拠隠滅、常習性などで、起訴は免れないと思っていた。
所属していたさんミュージックも、酒井被告との契約を解除した。解雇だ。14歳から、相沢秀禎会長(当時、社長)の家に下宿し、 芸能生活をスタートさせた。親子同然と関係だった。そして24年、彼女は、超人気アイドルからアウトローの犯罪者に変わった。誰もが信じられない出来事だった。彼女の暗い悲惨な生い立ちを除けば。
最初の母に捨てられ、里子に出され、暴力団だった父親の再婚相手に引き取られ、その母に二人目の子供が生まれる頃に、父は 、三人目の妻を迎える。幼少期、小学生、中学と転々とさせられ、誰にも愛されなかった酒井被告が、14歳で飛びこんだ芸能界で大きな花を咲かせることになった。
脚本家・野島真司との恋愛。野島のマンションに惣菜を買い込んで向かう酒井被告をキャッチしたことがあった。エレベーターに乗り込む酒井被告に、足でドアを押さえ、10分間ぐらいマイクを差し出したこともあった。彼女は一言もしゃべらなかったが、二人の親密な交際を物語っていた。そのとき、カメラに移らない場所で、オレの足を外に出そうとする彼女がいた。根性がある子だと思った。その素材は永久にテレビに流れることは無かった。野島の抗議で放送が出来なかっ たのだ。
まだある、この二人のバリ婚前旅行のテープが日本テレビに莫大にあった。結婚すると思われていた二人を、バリに連れて行き、撮影したものだ。周囲が二人が、結婚するものと決めていて、結婚式特番で流すように製作された。ふたりは破局してしまい、このビデオもお蔵入りすることになる。破局の原因は、野島が「彼女の家庭環境が悪すぎる」と言うことだったと聞いた。
それから11年。次に捕まえた、捕まってしまった高相祐一被告(41)に、とんでもない世界に連れて行かれてしまった。家庭を持ったら、何があっても壊さない、覚せい剤に手を出す前の酒井被告は、母親として一生懸命だった。覚せい剤が二人の中をつなぎとめるようになり、性格も生活も大きく変わった。
COMMENT FORM