「必殺」シリーズの中村主水役で、おなじみだった俳優・藤田まことさんが、2月17日午前7時25分、大動脈瘤破裂で、大阪府吹田市の病院で亡くなった。76歳だった。
藤田さんは、62年に放送されたバラエティードラマ「てなもんや三度傘」での“俺がこんなに強いもの、当たり前だのクラッカー”という言葉が大ヒット。一躍人気者になった。
その後の活躍は「必殺」「はぐれ刑事」などあまりのも有名だ。
30年前には、妻が事業で失敗、40億円と言われた借金を背負うことになったが、それも無事完済した。
しかし、倒産した貸し金業者の破産管財人から「3億円の未払いがある」と、訴えられ、昨年の9月に敗訴すると言う出来事もあった。
08年には、食道がんの手術。09年1月に「必殺仕事人2009」で、復帰、暑い時期は休養生活を送って、秋の新番組「JIN-仁」の出演する予定だったが、直前になって降板した。
慢性閉塞性肺疾患で大事を取ることになったが、すでにポスターは出来上がっていた。
今年1月には「時代劇チャンネル」のナレーターとして 復帰、3月には完全復帰のレールが惹かれていた。
義理堅い人で、前田製菓から送られてくるギャラ代わりのクラッカーを、そのつど施設にプレゼントもしていた。
藤田さんの父は、トーキー映画時代のスター・藤間林太郎さんで、芸能界デビューは歌手だった。ああ、合掌。
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