「岸壁に母」などのヒット曲で知られ、坂本冬美(42)や石川さゆり(52)、藤あや子(48)らの多くの後輩に慕われていた歌手・浪曲師の二葉百合子(78)が、来年の3月で引退する。
3歳で初舞台を踏んで76年目で出した結論だ。
「60周年のころから声の出るうちに辞めようと思っていました。最終的に幕を下ろす ことを決めたのは昨年の暮れでした。元気な今のうちにと」。
歌手としての美学。散り際を考えていたようだ。
「戦前、戦中、戦後と休まずに歌わせていただきました。休んだのはお産の20日間だけでした。いまは、苦労も悲しみも消えて、いい思い出ばかりです」と振り返り、一番思い出は「『岸壁の母』を、この平和な時代に 歌わせていただけたこと。歌わせていただくたびに平和が続くように祈っています」と結んだ。
来年3月の東京公演ガラスとステージになるが「後進の指導に力を注ぎたい。だから声は出し続けます本当に幸せな芸人生活でした。感謝の二文字です」といった横で、二人三脚で走り続けてきた、マネージャーでご主人の大村正さん(79)の笑顔があった。
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