人気漫画の映画「カイジ 人生逆転ゲーム」を最後にスクリーンから姿を見せなくなっていた俳優・佐藤慶さんが、5月2日午後4時19分、肺炎のために都内の病院でなくなった。
81歳だった。
福島・会津で生まれた佐藤さんは、会津市役所に勤務する。
子供の頃から憧れていた俳優生活が捨てられず、仲間と新劇愛好会を作っ て公演をするが、初日に役所を無断欠勤して解雇されてしまう。
俳優を志した彼は、上京し俳優座養成所に入った。第4期生の同期には仲代達也、宇津井健がいる。
映画「人間の条件」「無理心中日本の夏」「極道の妻たち」「60歳のラブレター」などで、存在感のある悪役を演じ、社会派作品から時代劇・ヤクザ映画まで、様々な作品で総合的性格俳優として活躍してきた。
特に、ドラマ「白い巨塔」で、演じた財前五郎役は、絶賛を浴びた。
また、武智鉄二監督の映画「白日夢」では、共演の女優・愛染恭子(52)と、映画の中で本番セックスをしたことで大きな話題にもなった。
あの風貌からか想像が付かない地味な生活を送り続け、謙虚に過ごした俳優人生。
元松竹映画のプロデューサーは「慶さんは、20歳近くも年下の僕らにもちゃんと対応してくれる人でした。役の上では想像も出来ないぐらいに気を使う人でしたね。人として生きかたをたくさん教えてもらいました。ご病気だとは聞いていましたが、ここまで悪かったとは知りませんでした」と、いう。
また、昭和を代表 する大きな俳優が逝ってしまった。
ああ、合唱。
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