ドラマ「女と味噌汁」シリーズの芸者役で人気を博した女優・池内淳子さんが9月26日午後4時26分、肺腺がんのために亡くなった。
76歳だった。
07年4月、胸の違和感を訴えて検査入院、間質性肺炎、胸水貯留、肺腫瘍の診断が下され、約3か月の安静加療をすることになった。
5月に予定されていた「怪談牡丹燈籠」の 全国公演は降板せざるを得なかった。
治療が難しい病気だっただけに、無事退院出来るかどうかが懸念されていたが、6月に無事退院。
8月中旬からは民放の単発ドラマで仕事復帰したこともあった。
高校卒業後、日本橋三越に入社し、呉服売り場に配属され、美人社員として評判になりほどの人気者になった。
花嫁修業のために退社後、雑誌のモデルなどをしていて新東宝からスカウトされ女優になった。
久保菜穂子(78)、三ツ矢歌子さん(享年67)らと「新東宝現代劇の女優三羽烏」として売り出された。
しかし、56年に東京・有楽町のヴィデオ・ホールの楽屋で、出会った俳優でボードビリアンの柳沢真一(78)と意気投合し、ニッポン放送のラ ジオミュージカル「俺はマドロス」で共演、恋に落ちた。
ふたりは周囲の反対を押し切り結婚してしまう。
結婚生活は、たった1年で破綻。
その離婚理由は謎に包まれ「彼女の身体が原因」などと、あらぬ噂も立てられた。
新東宝に戻ったものの、結婚に反対していた社長の逆鱗に触れていたために仕事を干されると言う羽目に合ってしまった。
そして、東宝に移籍。
森繁久弥さん(享年96)、小林桂樹さん(享年86)と共演した「社長シリーズ」で、再び、復活した。
その後は「和服の似合う女優さん」として、数々の映画・ドラマで活躍してきた。
告別式は親族ですませ、後日お別れ会を開くと言う。
また、昭和を飾ったスター女優が消えてしまった。
ああ、合掌。
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