殴打事件で謹慎中だった歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)の舞台復帰が、東京・新橋演舞場7月大歌舞伎に決まった。
海老蔵は「私が今回の件で多くの方々にご迷惑をお掛けしたことは、取り返せるものではありません。その事は十分理解しています。そして東日本大震災で多くの方々が被災されたこのような社会状況の中で、私が 舞台復帰をさせて頂くことについても、悩み、考えました。もしも私が皆様のお役に立つことがわずかでもあるとするならば、精一杯舞台を勤めることしかないのではないかと思い、決心しました。また、その舞台復帰の出演料を被災地への義援金として全額寄付させて頂きます。このような復帰のお話を頂いたことに感謝をし、全身全霊を持って日々努め鍛錬を重ねてまいります」と、心境を綴ったが、歌舞伎関係者からは、まだ早いと言う声も聞こえる。
松竹が復帰を決めた理由は、三つある。
ひとつは、父親の團十郎(64)が、「すべて解決していること」と、息子を許していること。
そして、海老蔵に傷害を加えた伊藤リオン被告(27)が、3月14日の執行猶予がつかない判決を不服として控訴。
長期化も予想されたが、伊藤側が控訴をあっさり取り下げたこと。
7月には、海老蔵の妻・麻央に子供が誕生することなどだ。
松竹は「演目はこれからです。まず、復帰を決めて、それから出し物を決めます。同時だと、初めから決まっていたと思われてしまう。ほんとに決まっていません」と言う。
7月公演の演目は、チケットの販売やご贔屓筋への報告も兼ねて、通常2ヶ月前、4月末までに発表することになる。
それを考えると、ギリギリの復帰発表だ。
しかし、松竹や成田屋(市川家)が思っているようにうまくいくのか。
歌舞伎関係者は「自粛生活で、丸くなった、と言われてるけど、ぜんぜん変わっていない。弟子に対する態度も人間性も。オレだけついてないと思ってるんですから。周囲も悪い。あれだけの出来事があっても、腫れ物に触るみたいな感じですから」と。
たしかに、態度は変わらないと言う話は、他からも聞いた。
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