SM官能小説作家・団鬼六さんが、5月6日午後2時6分、食道がんのために都内の病院で亡くなった。
79歳だった。
15年ほど前に脳梗塞で倒れたことがあったが、作家活動は続けて、昨年4月にはがんを告白。
闘病生活を送るようになってからも覚せい剤取締法違反で実刑を受けたタレントでストリッパーの小向美奈子(25 )に映画「花と蛇3」を提供。
彼女の再起を応援していたし、今年3月にも「俺が元気になったら次回作を書いてやる」と、声もかけていた。
夫人で歌手の黒岩安紀子さん(65)はオレがキャスターを務めたラジオ日本「深夜発熱列熱愛大放送」の1コーナー「桃色図書館」にレギュラーで出演、団さんの作品「外道の群れ」「女 教師」などを熱く朗読。
団さんの新しい読者を開拓にも熱心だった。
夫人は、出演の動機を「「亭主が脳梗塞で倒れて、いまも舌がもつれたりするんです。再発すれば看病に追われる毎日になるでしょ。だから、今のうちにできることをやりたいと思ったの。亭主のエロ小説を妻が朗読するなんて、世界初じゃないかしら」なんていっていたことを思い出した。
「花と蛇」で、元日活ロマンポルノの女王・谷ナオミさん(62)を世に送り出し、「花と蛇2」」で、女優・杉本彩(42)を開眼させ、「花と蛇3」で、小向を再起させた団さん。
SMの世界の貴重な重鎮だったことは間違いない。
ああ、合掌。
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