胃がんのために77歳で亡くなった俳優・児玉清さんの通夜が、東京・文京区の護国寺桂昌殿で行われた。
天海祐希(43)、松たか子、阿部寛(46)、司葉子(76)など約900人が参列。
学習院大学の旧友で、児玉さんを芸能界に導くきっかけを作った篠沢秀夫学習院大学名誉教授(77)も車椅子で駆けつけていた。
児玉さんの1学年先輩の篠沢教授が企画したフランス劇の主役に児玉さんを起用したことだ。
芸能界に進みたかった篠沢教授が、フランス文学の教授に。
学者になりたかった児玉さんが、芸能界にすすんだ。
篠沢教授は、難病、筋萎縮性側索硬化症という重篤な病で入院中だそうだ。
月に英語、ドイツ語の本を読み、日本語の本は20冊を越えていたという読書家の児玉さん。
棺には、1万冊を越える蔵書の中からお気に入りの数冊が収められた。
02年、4歳の長男を残し胃がんで亡くなった児玉さんのマネージャーだった長女・奈央子さんが「木村さんはいま一番の人。通行人役でも出て」と、説得されて出演した01年のドラマ「HERO」。
児玉さんは木村拓哉(38)の上司役だった。
「現場ではいつも周りのスタッフや共演者に気を配り、常に目線を下げて温かく接して下さったことが印象的です」と、ファックスで故人を偲んだ。
「アタック、チャ~ンス」は、もう聞くことができない。
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