♪恋人に~振られたの~よくある話じゃないか~
一世を風靡した「男と女のお話」が大ヒットしてNHK「紅白歌合戦」にもで出場した歌手の日吉ミミさんが、10日午前5時30分、すい臓がんで亡くなった。
64歳だった。
投げやりな歌い方と独特の声で、芸能界に池和子としてデビューしたのは、69年だった。
歌謡界がいい時代でもあった。
芸名を変え、70年に出した「男と女・・・」が大ヒット。
人気テレビ番組「ムー一族」も劇中かを歌い話題になったことも。
大阪で、日本初の万国博覧会が開かれ、世界的グループ・ビートルズが解散した年でもあった。
85年に事務所社長の黒岩慶三さんと結婚、子供に恵まれることはなかった。
日吉さんにすい臓がんが見つかったのは09年4月だった。
5月には8時間におよぶ大手術が行われた。
すい臓がんは発見と手術が難しい場とだという。
2日間の昏睡状態が続いたが、約1ヶ月後に退院。
抗がん剤治療を続けながら、来年迎える歌手生活45周年の数々のイベントに意欲を見せていた。
しかし、今年春に体調を崩して再入院、5月に一時退院も許されたが6月に再び入院。
ご主人の手を握りながらの最期になった。
埼玉で生まれ、茨城で育った彼女は水戸女子商業高校を卒業、不動産会社に勤務したが、歌手になる夢を捨てきれず、アルバイトでウエイトレスやホステスしながら、作曲家・猪俣公章さん(享年55)のレッスンを受けデビューした。
関係者は「痛みとの戦いだったようですが、弱みを見せることがなかったですね。いつも笑顔でした」と言った。
また、昭和の歌謡界を牽引した歌手が消えてしまった。
ああ、合唱。
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