歌舞伎俳優・中村勘三郎(57)が、食道がんであると告白したファックスをマスコミに配布した。
「平成中村座7ケ月のロングラン公演を無事に終え、57歳の誕生日会でドンチャン騒ぎをした後の事で私自身も大変に驚いちゃいました」と、5 月30日の誕生日後にがんが判明したと。
そして、「新たに与えられたこの試練に立ち向かい復帰に向けて治療に専念いたします。一日でも早く元気な姿をお見せで きる様に。改めて、皆様方にご迷惑、ご心配をおかけ致します事を深くお詫び申し上げます」と続けた。
勘三郎は昨年、突発性難聴で約半年間、休養。
同7月に復帰し、11月から今年5月まで東京・浅草の平成中村座に出演していた。
松竹と所属事務所は「幸いにも早期発見により早速、治療に入ることが出来ました」と現在、勘三郎が闘病中であることを明し「一日も早く元気な姿を皆様にお見せできるよう、治療に向かって頑張っておりますので、どうぞご理解くださいますようお願い致します」と報告。
今年2月、長男が6代目・中村勘九郎(30)を襲名。
9月の大阪・松竹座、10月の名古屋・御園座で襲名披露公演が予定されているが、勘三郎は病気療養中のために休演することも決まっている。
あのパワフルな舞台が見られるのは、来年の春になりそうだ。
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