ロンドンオリンピックのフェンシング団体・銀メダルに輝いた大田雄貴(26)に隠された恋があった。
4年前の北京オリンピックで男子フェンシングで日本史上初の銀メダル選手になった大田は、その翌年に、モデルの檀原彩(29)と出会う。
共通の知人の紹介だった。
大田は、一方的に恋をし交際がスタートした。
やがて二人は同居するようになり、順調に愛を育んでいた。
しかし、二人の生活が始まった頃から大田の成績が落ちだしてしまう。
09年6月のフェンシング・ワールドカップのハバナ(キューバ)大会で勝利をあげた以降、勝ちに見放されてしまった。
悩んだ大田は、檀原との交際にピリオドを打つことを提案する。
太田を愛す檀原も提案を呑んで身を引く覚悟を決めた。
今年の春だ。
恋愛が大田の成績を下げたとは思えないが、破局後、大田の成績は見る見る上がりロンドン五輪行きの切符を掴んだ。
ロンドンに出発する太田を成田で見送る檀原の姿も、大会中の競技場にも檀原の姿があった。
檀原は、周囲に人に「すでに終わっている」と、発言しているらしいが、檀腹の中では終わっていない。
「恋の相談は受けたことが無かったですが、春先に食事したときに、何でこんなに暗いのか。心配事でもあるのか、と感じたことがあったけど・・そのときは悩んでいた頃だったんだね」と、檀原をよく知る関係者は言う。
檀原の友人は「太田さんのことを好きだったから相当悩んでいました。一度別れたけれど、ロンドンで、一応の結果を残せたのだからやり直せばいい。太田選手も彩ちゃんを嫌いで別れたわけじゃない。もし、このまま別れてしまったら、彩ちゃんが可哀想ですよ」と言った。
ちょっといい話の復活を周囲は望んでいるようだ。
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