歌舞伎俳優・市川海老蔵(34)の東京・六本木での殴打事件で、現場にいたとされる男性で、暴走族「関東連合」の元リーダー・石元太一容疑者(30)が「他人名義でマンションの賃貸契約をした」として、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊に逮捕された。
調べに対して石元容疑者は「名前が売れて、自分名義では借りられなかった」と、供述しているようだが、警視庁は、別の容疑の裏づけも持っているようで、別件逮捕の色合いが強そうだ。
石元容疑者は、つい最近、自分が係わった「関東連合」の実態などをまとめた自叙伝「不良録 関東連合元リーダーの告白」(双葉社刊)を発売、その出版会見で、藤原健一監督の映画「アンダー・フェイス」に主演することが発表されたばかりだった。
警視庁は、逮捕した石元容疑者が「パチンコ攻略法を教えると、25歳の女性から現金136万円を騙し取った」として逮捕されている職業不詳の藤田周作容疑者(26)らふたりと、関連があるとして捜査を続けてきていた。
藤田容疑者は、09年9月~10年3月までの間に174人から5800万円以上の金額を騙し取ったとされており、金額について、毎月、携帯電話で石元容疑者に連絡を取っていた関係だという。
撮影が進んでいたら、監督も製作サイドも大変なことになっていた。
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