シャンソン歌手・越路吹雪さん(享年56)のマネージャーを務めながら作詞活動を続け、越路さんの「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」などを訳詞して世に送り出した岩谷時子さんが25日午後3時15分に入院先の都内の病院で亡くなった。
97歳だった。
ザ・ピーナツの「ふりむかないで」「恋のバカンス」、加山雄三の「君といつまでも」「お嫁においで」、島倉千代子の「ほんきかしら」、ピンキーとキラーズの「恋の季節」、フランク永いの「おまえに」、郷ひろみの「男の子女の子」など、作品を上げたら限が無い。
日本の歌謡界に多くのスターと輝かしい歴史を作ってきた岩谷さんは、生涯独身を貫いた人だった。
今年4月の「岩谷時子賞」の授賞式に車椅子で登場したのが最後の姿だった。
ザ・ピーナツが♪哀しいことも ないのになぜか 涙がにじむ・・と歌った「ウナセラディ東京」が好きだったな。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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